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生物化学分析部門 勉強会報告

令和3年度 第1回生物化学分析部門 勉強会報告

【日 時】令和3年7月15日(木)19:00~20:00

【場 所】オンライン開催(ZOOM使用)

【題 名】「新型コロナウイルスの現状と検査の可能性」

【講 師】 村上 聡 講師

アボットジャパン合同会社 セールステクニカルソリューション部

【参加者】会員16名+アボット4名 計20名

【内 容】新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大が続いてる7/15に第1回生物化学分析部門勉強会を開催しました。東京ではデルタ株が猛威を振るい始め第5波が懸念されている時期の開催でありました。新型コロナウイルスの概略、感染後およびワクチン後の抗体価について海外・国内のエビデンス資料に基づき説明していただきました。S1-RBD抗体と中和活性、年齢別、疾患別(HD患者、抗がん剤治療中患者、血液疾患)のワクチン後の抗体価など普段疑問に思っていることも解決でき充実した勉強会であったと思います。zoomでの開催であるにも関わらずディスカッションも多く活気のある会となりました。今回、改めて新型コロナウィルス(SARS-CoV2)の現状を確認でき、理解を深め、それに関連する検査を講演して頂けたと思います。

報告者:生物化学分析部門長 小林千明

 

令和2年度 第1回生物化学分析部門 勉強会報告

【日時】令和2年10月22日(木) 19:00~20:00

【場所】三重県総合文化センター 生涯学習センター 中研修室

【テーマ】1)臨床検査の質の保証について学ぼう~精度管理の基礎~

2)令和元年 『改正医療法を立入検査』を終えて

3)ALP・LD常用基準法の改定(IFCC法)の準備は万全ですか?

【参加者】14名

【講 師】伊勢赤十字病院 加藤 真也 技師

(臨床化学・免疫化学精度保証管理検査技師)

小林 千明 技師

【概要】

コロナ禍の中、第1回生物化学分析部門勉強会を開催した。入り口で手指消毒を行い、健康チェック表に記載し、1テーブル1名で着席してもらい開始した。精度管理は臨床検査技師の必須アイテムであり、今回の法改正によりより一層重要度が増している。そこで、臨床化学・免疫化学精度保証管理検査技師である加藤真也技師に精度管理の基礎から、日常における精度管理、特異度と感度の求め方、尤度・歪度など多岐にわたる講義をしてもらった。またALP・LDの常用基準法の改定(IFCC法)においては8月時点で8施設が改定していたが、10月に入ってその施設は増えてはいるが、コロナ禍の中まだの施設もあった。IFCC法の特徴や変更にあたっての臨床への説明など技師がやるべきことを啓蒙した。また、法改正後の立入検査を終えられ不安の残っている施設もあり、たくさんの質問も出て、活発なディスカッションが行えた。

報告者: 生物化学分析部門長 小林 千明