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令和3年度 第2回輸血細胞治療部門部門 勉強会報告

【 日 時 】 令和3年8月26日(木)19:00~20:00

【 開催方式 】オンライン開催(ZOOM使用)

【 テーマ 】 輸血副作用について

各種指針・ガイドラインの変更について

赤血球系検査ガイドライン/血液製剤の使用指針/輸血療法の実施に関する指針

【 講 師 】 輸血副作用について

菰野厚生病院    高野 光平 技師

各種指針・ガイドラインの変更について

鈴鹿回生病院    堤 泰夫  技師            

【参加者】27名

【内容】

輸血副作用は,赤血球を主体とした溶血性,それ以外の白血球,血小板,血漿タンパクなどが主な原因となる非溶血性に分類されるものなど様々です。今回は輸血副作用の中でも代表的な副作用を中心に講義していただきました。また各種指針ガイドラインの変更については輸血検査に際して、より的確な判断ができるように2020年9月に赤血球系検査ガイドライン第3版、2020年3月に輸血療法の実施に関する指針が一部改正されました。これらについて改正後の指針のポイントをわかりやすく説明してもらいました。大変盛況であったと思います。

今後も指針等変更があった折にはこのように勉強会を通じて技師へ案内と解説をしていければより最新の知見を得ることができると考えており計測していきたいと思います。

報告者 : 輸血細胞治療部門長

大矢知 崇浩

 

令和3年度 第1回認定輸血検査技師養成講座 勉強会報告

 【日 時】令和3年7月29日(木)19:00~20:30

【場 所】 オンライン開催(ZOOM使用)

【内 容】 認定輸血検査技師を目指す方向けの勉強会です。主に輸血全領域について   学んでいきます。今回は血液型、不規則性抗体陽性時の考え方、記載方法を中心に講義する予定です。

【講 師】地方独立行政法人 桑名市総合医療センター 大矢知 崇浩 技師

【参加者】25名

【内容】今回は認定輸血検査技師を目指す技師を対象に血液型検査、不規則抗体検査を中心に学習していきました。多くの方に参加していただき、試験対策として活用し、また勉強に対するモチベーションがあがってくれることを実感できた会となりました。

報告者 : 輸血細胞治療部門長   大矢知 崇浩

 

令和3年度 第1回輸血細胞治療部門 勉強会報告

【 日 時 】 令和3年6月24日(木)19:00~20:00

【 開催方式 】 ZOOM視聴

【 テーマ 】 輸血精度管理部門コラボ 2020年輸血サーベイ結果について

アルブミン、フィブリノゲンについて

【 講 師 】  輸血精度管理部門コラボ 2020年輸血サーベイ結果について

桑名市総合医療センター 片出 珠々 技師

アルブミン、フィブリノゲンについて

JB日本血液製剤機構 岡田 浩 講師

【参加者】31名

【内容】

輸血精度管理部門とのコラボ企画として2020年三重県臨床検査技師会精度管理調査輸

サーベイ結果について片出技師より、また普段聞くことができないアルブミン、フィブリノゲン製剤についてJB日本血液製剤機構様よりお話をしていただきました。

今回、三重県臨床検査技師会学術部門での初のZOOM勉強会であり、進行に不安を抱えておりましたが、何とか無事に終えることができました。また参加者も31名と多くの方に参加してもらうことができ、大変盛況であったと思います。なかなか足を運びにくい遠方の方も参加することができるZOOM勉強会のメリットを活かせた勉強会であったと感じています。

報告者 : 輸血細胞治療部門長

大矢知 崇浩

 

令和3年度 第2 臨床生理部門 超音波分野勉強会報告

 【日 時】令和3年8月21日(土曜日) 13:00~15:00

【場 所】オンライン開催(ZOOM使用)

【テーマ】超音波部門循環器エコーシリーズ企画② 大動脈弁疾患

【参加者】40名

【講 師】  1、大動脈弁疾患の心エコー  三重ハートセンター 柿本 将秀 技師

低流量低圧較差AS、奇異性低流量重症AS、術中の肉眼的所見との対比などを中心に

2、ハンズオン  右胸壁アプローチのやり方

3、大動脈弁疾患 Case report

症例1    済生会松阪総合病院 岸江 知哉 技師

症例2    松阪市民病院 豊﨑 光代 技師、小切間 美月 技師

Discasser: 三重ハートセンター 松林 正人 技師、柿本 将秀 技師

【内容】大動脈弁疾患の心エコーをテーマに勉強会を開催させていただきました。特に低流量低圧較差AS、奇異性低流量重症ASといった最近注目されている、ASの診断を中心に作成しました。また、術中の肉眼的所見との対比として、術中に切り取った大動脈弁とエコー像を対比するように提示させていただきました。

ハンズオン  右胸壁アプローチのやり方を中心に、描出のポイントや計測上の注意点を見てもらいました。

Case reportでは松阪市民病院から、若手技師がどういった見方をしているかを提示していただき、それに対し、指導を行っている技師より解説をいただきました。それをもとにみんなでディスカッションを行い、症例の共有を行いました。

済生会松阪総合病院からの症例では、LFLGの症例とARがASに及ぼす影響について発表していただき、有用なディスカッションをさせていただきました。

報告者 : 臨床生理部門 超音波分野実務委員 柿本 将秀

 

令和3年度 第1 臨床生理部門 超音波分野勉強会報告

【日時】令和3年6月19日(土曜日)  13:00~15:00

【場所】ZOOM開催

【テーマ】循環器エコー シリーズ企画① 虚血性心疾患編

虚血性心疾患の基礎および合併症の理解を深める

【参加者】38名

【講師】  1.柿本 将秀 技師 三重ハートセンター

2.松林 正人 技師 三重ハートセンター

【内容】

1.虚血性心疾患の心エコー                                                                                               虚血性心疾患の疫学、ポイントを絞ったエコーのとり方、壁運動異常の評 価 の仕方、虚血性心疾患ICMなどを中心に講演を行った。

2.虚血性心疾患の合併症                                                                                                   合併症を4つに分類し、10症例の心エコー画像や心電図を用いて、講演を行った。特に血栓の性状の変化などに注目が集まった。なかなか日常臨床で遭遇できないインパクトのある合併症のエコー像をたくさん見ることが出来て好評であった。

アンケート結果も満足行く内容との答えがほとんどであった。少し見にくいという意見が多く、今後は普段より大きくする必要があると感じた。超音波動画も長めに表示する必要があると感じた。北から南まで広い範囲の病院の方が参加していただいた。ZOOMによる開催のおかげだと思います。ありがとうございました。

 

報告者:臨床生理部門長 中島佳那子

超音波分野実務委員 柿本将秀